「Unravel」の環境:編み込まれた物語

皆さん、こんにちは。Coldwoodのクリエイティブディレクターのマーティン・サリンです。 これから数か月にわたって、「Unravel」の詳細に迫る動画をいくつか公開していきます。その第一弾として、本作の環境に着目した動画をご紹介します。きっと楽しんでいただけると思います。

 

 

「Unravel」の物語では、言葉はほとんど使われません。 皆さんに発見していただく作りになっているので、あまり言葉で語る必要がないのです。 自分でよく味わっていただき、皆さんなりの考えや解釈をしていただければと思います。 プレイヤーの皆さんに訴えかけるときには、ヤーニーの表情やしぐさ、ムード、場面、音楽のほか、もちろん環境も使われます。

海から沼まで、「Unravel」に登場するすべての場所は、Coldwoodの所在国であり、私がヤーニーを作った場所でもある、スウェーデン北部の環境がベースです。 作品のデザインは自然が基になっているので、自然を存分に利用していただくと、すんなりいきますよ。 空想やとっぴな発想がベースになっているほかの多くのゲームとは異なり、「Unravel」はありのままの美しさを発見するゲームです。 身の回りの何気ない世界にも不思議や冒険はあふれていて、ヤーニーの目線に落としてみれば、本当の意味でそれを目にして、楽しむことができるでしょう。

 

Yarny-Child-Memories

ヤーニーを導いて行く「Unravel」の冒険では、過去と現在の2つの物語が明らかになります。 「過去」の物語は、ゲーム内の世界を通して語られます。 自然の中には、思い出、ヒミツ、細かなメッセージが隠されているので、パズルのピースのように自由につなげて考え、自分だけの物語を作ってみてください。

「現在」の物語は、ヤーニーが主人公です。 旅の中でヤーニーが出会う場所や出来事には、さまざまな場面があり、景色があり、音があり、それらがヤーニーの物語を形作ります。 各レベルの設計は、そうした物語の瞬間瞬間が軸になっています。 どのレベルも、印象的な場面がたくさんつまった1つの物語のようにプレイしていただきたかったのです。

 

Yarny-Snow-Lantern

「Unravel」の世界では、あふれんばかりの美しいものを発見でき、現実世界の自分に関係する場所のように感じられます。 どの環境も一つとして同じ印象にならないように考慮し、それぞれに異なるメッセージを込めました。2016年2月9日に「Unravel」をプレイするときに、そのことが頭をよぎってくれたらうれしいです。

- マーティン・サリン

@monkeybeach

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